カテゴリー : アート
アート&デザイン表現史 1800s-2000s
著者 | 松田行正 |
発売日 | 2022年3月7日 |
19世紀から現在までの約200年のアートとデザインの動向を、表現法を軸に年代順に展開しています。400ページ超えでかなりごっついのですが、図が多いのでサクサク読み進められます。今では当たり前の表現方法も、当時は斬新であった様子が丁寧に解説されています。これからのデザイン業界を見据えるためにも、過去を学んでみるのもいいですね。 |
日本の文様 解剖図鑑
著者 | 筧菜奈子 |
発売日 | 2019年7月3日 |
動植物や自然現象など、我々日本人に馴染み深い日本の文様について、その歴史や特徴をイラストとともに紹介しています。「文様のつくりを知る」ではモチーフをどのような手法で文様として形成していくかがわかります。ロゴ制作に応用できそう。「日本全国文様探し」では文様が特徴的な観光スポットを紹介しているので、本書を片手に訪れてみては? |
無くならない: アートとデザインの間
著者 | 佐藤直樹 |
発売日 | 2017年4月26日 |
アートとは?デザインとは?という、答えがあるようでないような事に真正面から向かい合って考察した本。ここに読み手の答えがあるとは限りませんが、同業者と一緒に意見を交わしたくなるような問題提起をされています。私は何やかんや「グラフィックデザインの未来を考えない」頁の『「この柄いいね」とか「この色の組み合わせカワイイ」とか。(略)それで十分じゃないでしょうか。』(p. 248)がしっくりきました。ちなみにカバーを取ると素敵な木炭画が! |
ミュシャのすべて
著者 | 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館) |
発売日 | 2016年12月10日 |
大好きな画家・デザイナーであるミュシャの作品を解説した本。デザイナーとしての活動が有名な彼ですが、この本では彼の代表作である「スラヴ叙事詩」全20作も丁寧に紹介しています。図版も多く、さっくりと読めると思うので、ミュシャ展に行く前に目を通しておくとより楽しめるはずです! |