WordCampロンドンに参加してきました!
11月23日にロンドンで開催されたWordCamp London 2013に参加してきました!WordCampとは世界的に大人気のCMS「WordPress」のイベントで、WordPressをもっと知ってみんなで盛り上げようZE!というカンファレンスイベントです。いろんなお話が聞けて、さらにたくさんの人と出会えてとっても楽しめたので、ザックリとですがレビューしてみます。
↑私が10年以上利用している会計ソフト!
料金は£25(約4000円)で、料金の中には以下のものが含まれていました。
- ステッカーやピンバッジなどのグッズ
- Tシャツ
- ランチ
- おやつ
- 飲み物
- アフターパーティーの飲食
日本国内のイベントは無料のところが多いようですが、海外では有料が当たり前です。とは言えこの値段は他のイベントとは桁違いに安いです!
I'm at wordcamp London! // wordcampロンドンに参加してるよー! pic.twitter.com/3TbvZE122l
— Mana (@chibimana) November 23, 2013
貰ったその場でTシャツ着ちゃうタイプ。
印象的だったお話をいくつか
How do I know if my WordPress website is accessible?
Webアクセシビリティの基本をWordPressにからめて説明。スライドがシェアされていたので、おおまかな流れと要点を見ることができます。制作開始段階でこれらのチェック項目を再確認しておくとよさそう。各リソースURLはシェアページより。
質疑応答ではレスポンシブデザインのアクセシビリティについても触れられていました。タッチデバイスでは画面サイズが小さくなる分、ナビゲーションの配置に悩まされますよね。こういった点もアクセシビリティの観点から再考してみる必要があります。
10 Years of WordPress: a Founder’s View
WordPressの開発者であるMike Little氏によるWordPressの歴史とこれからについて。Webアクセシビリティについても気にかけているようで、質疑応答の際「開発段階からやり直せるならどこを直すか?」との質問に対し、迷うことなく「管理画面のアクセシビリティ」と答えていたのが印象的でした。
Lightning Talks
ライトニングトークとはカンファレンス内で行われる5〜10分程度の短いプレゼンテーションのこと。今回は10人くらいのスピーカーが5分という限られた時間で「大型スーパーのサイトをWordPressに移行した手順」「最近開発したプラグインについて」「開発画面のユーザビリティ」といった、それぞれのケーススタディやアイデアをスピーチ。時間が短いので若干皆さん早口でしたが、要点を絞って順序良く話されていたので聞きやすかったです。
アフターパーティー
アフターパーティーはWordCamp会場すぐ近くのパブKings Storesの2階を貸しきって行われました。WordPressの制作会社であるAutomatticの皆さんをはじめ、イギリス・ドイツ・イタリアなどなど欧州各国のWebデザイナーさんやデベロッパーさんとお話する機会がありました。WordPress開発者の一人であるMike氏とも直接会話できたりと、こういった時ほど英語がしゃべれてよかったと思う瞬間はないですね。
海外のイベントに参加してみては?
この数日前に日本のいろんなWebサービスの中の方達とお会いする機会があったのですが、「こっち(ロンドン)のイベントを調べて予定を立てていれば参加できたのに!」との声もチラホラ。もしみなさんが海外に行く予定があるなら、事前に現地のイベントを調べて参加してみてはいかがでしょう?普通の旅行とはまた違った楽しみ方を味わえますよ!
- WordCamp Central – 世界各地で開かれるWordCampの情報が集結!
- jQuery Events – jQueryやJavaScriptに関するカンファレンス
- Smashing Workshops – 有名ブログ「Smashing Magazine」主催のワークショップ。本部がドイツなので欧州が多いです。
- Carsonified – Webデザイナーやデベロッパー、アプリ開発者向けなど、多数のWeb関連イベントを開催する会社。開催地はニューヨークやロンドン等大都市が多いです。
Web関連のイベントはイギリス、カナダ、オーストラリアで参加した事がありますが、なぜか未だに日本のイベントに参加したことがありません…。来年はきっとあなたの街に…ふふ。