2016年10月に読んだWeb・デザイン関連の本
Web制作やデザインに関する情報は、インターネット上以外にも書籍を通して体系的に学ぶことができます。今月も様々な本を拝読しました。その中でいいなと思った物、オススメの物をいくつか紹介します!
↑私が10年以上利用している会計ソフト!
グラフィックデザインで世界を変える
著者 | Andrew Shea(著)、北村陽子(訳) |
発売日 | 2013年1月24日 |
社会問題に対して、デザイナーがどう向き合って、変化を起こしていったのか。実例から学べるデザインを数多く紹介している本。各章でデザインの課題、コミュニティとの協働戦略、デザイン戦略、成果、教訓がまとめられています。「制約を知り、取り組まなければならない問題を知れば、何を約束し、どのような成果を出せるか判断しやすくなる」(p. 41)とあるように、スケジュールや予算、組織内の摩擦といった制約にどう対応して目標を達成したのかといったプロセスが詳しく書かれています。おすすめ! |
ロゴデザインの現場
著者 | 佐藤浩二、田中雄一郎、小野圭介 |
発売日 | 2016年5月31日 |
こちらもデザインプロセスについての本。単なるロゴデザインの見本帳ではなく、クライアントへのヒアリング、ラフスケッチ、プレゼンテーション、ブラッシュアップ、マニュアル制作なども紹介されており、なぜそのデザインに至ったのか?という過程が把握できます。ヒアリングやアイデアを発想するためのコツも書かれていて、現在デザイナーとして活躍中の方でも参考になる一冊。おすすめ! |
21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由
著者 | 佐宗邦威 |
発売日 | 2015年8月4日 |
ビジネスをする上でこれまで重要視されてきた論理的思考ではなく、課題を独自の視点で発見して解決するデザイン思考について書かれた本。1ページあたりの文字数も少なく、サクサク読み進められます。インプットした情報をイラストで表現する、課題を別のものに置き換えて考える、テーマを決めて写真を撮るなど、発想を広げるためのトレーニング方法も紹介されています。マーケターやディレクション業務をしている方はもちろん、制作業務の自動化が進む中でこれからのキャリアについて考えている現役デザイナーの方も読んでみると面白いです。 |
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