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時間 vs お金 vs クオリティ
デザイナーのアイデアや考えを記事にまとめているブログ「xheight」の中で時間とお金とクオリティのバランスについて述べた記事「Time vs Money vs Quality」を読んで、短い記事ながら「ほほーぅ」と思ったので意訳してみたいと思います。バランスの取り方は自分次第ですね。料金設定の見なおしをしてみるのもいいかも。
この時代、デザイナーはデザインをするだけでなく、それ以上のマルチスキルが求められます。マルチスキルーー例えばビジネス・営業担当、ロゴデザイナー、グラフィックデザイナー、Web デザイナー、Web デベロッパー、SEO 専門家、現代のスーパーヒーローなどなど(最後のはなんか違う気がしますが、意味わかりますよね)。
しかしクライアントのこととなると、その点が注目されずにおわります。 通常、彼らは優れた質のデザインをなるべく早く、なるべく安く(もしくは無料で)作るという、最終的な結果を欲しがります。私はこれを、「ビールコストのシャンパンディナーデザイン」と呼んでいます。 お金を払ってもいいけど今すぐ全てが欲しい?非常に非現実的ですよね?
得るためには与えないと、何も起こりません。私はクライアントと共に多くの試行錯誤をしました。 何度か失敗もしましたが、結局そこから学ぶ事ができました。デザイナーとしてプロジェクトを進めている時に、クライアントとうまく付き合う為の公式を紹介します。
3つの要素
時間
これは全体の長さと、各プロジェクトにあなたの時間をどのくらい費やす事ができるかという事です。プロジェクトに長い時間を費やす事のできるのであれば、クオリティの高いものが完成するでしょう。一方、何かを完了させるために時間外でも必死に働かなければならない場合は、デザインの質も変わってくるでしょう。きつい締切には組織力と無駄を省く事が必要です(それって楽しいのかな?)。
お金
これは 3 つのうちの主要素です。 プロジェクトの予算は、通常他の 2 つの要素を測定し、バランスよく決定づけます。
クオリティ(質)
これは商品もしくはデザインの事です。空いた口がふさがらない、圧倒されて身が縮むほど素晴らしいデザインかどうか。私はいつも全てのデザインを同じ高品質で作り上げようとしていますが、締切のせいでクオリティが落ちることがあります。
公式:クライアントの要望2つ → あなたが調整する要素
簡単な事です。クライアントは上記3つの要素のうち、2つしか持つ事ができません。3つ目の要素は必用に応じてあなた自身で調整します。
クオリティ+時間 → お金
もしクライアントがクオリティの高いデザインをなるべく早く仕上げて欲しいのであれば、料金は高くなります。
お金+クオリティ → 時間
もしクライアントに予算があってクオリティの高いデザインを必要としているのであれば、時間がかかります。
お金+時間 → クオリティ
もしクライアントに予算があってタイトスケジュールなのであれば、クオリティは落ちます(わずかにねw)。
これは完璧であるとはいえませんが、多くの場合自分の能力を最大限に活用できると思っています。
みんな理想としては、締切がなく、クオリティの高いデザインを作って収入を得たい思います。ですが、残念ながらそのようなプロジェクトは頻繁に依頼されるものではありません。なので、生活していくために何かしらを犠牲にしなければなりません。
この公式を使う事で、可能性を広げ、クライアントに協力するために自分が存在しているという事をクライアントに再確認させる事ができます。私はうまくいきましたよ。
Thanks Kultar!
元記事:Time vs Money vs Quality