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クライアントからのムチャぶり迷言集
みなさんはクライアントのとの打ち合わせ中に「そんなむちゃな!」と思ったことはありませんか?私はあります。何度もあります。そんなクライアントからの迷言を集めたサイト: Clients From Hell(地獄からきたクライアント)を載せてみようと思います。
時間とお金に関するムチャぶり
残念ながら多くの人が Web サイトは簡単に作れると思っているのが現状です。。
「今日中に 100 ページくらいの Web サイトを作って貰えますか?」
「会社のコンセプトを変えようと思うんだ。Web サイトを作り直すのに2日あれば充分かな?」
「ブログとショッピングカートのついた8ページくらいのサイトを作ってください!3万円で!」
「支払うお金はないんだけど、このシルクのシャツは 6000 円くらいするから、ほら、持っていってください。」
「月々 5000 円のローン払いでお願いします。」
他のサイトをパクる
なぜかクライアントの中には他の Web サイトのデザイン・コンテンツ・画像をそのままパクっても OK と思っている人がいます。
「特にコンテンツがないので、ライバル社のサイトにあるものを入れておいてもらえます?」
「Mixi をもっとよくした感じのサイトがいいです。」
「このサイトのようなデザインがいいです。でも全然違うものにしてください。」
クライアントによる巧みなデザイン
クライアントの中には自分でデザインできると思っている人もいます。そして結果はすごいことになります。
「ロゴの色をもっと目立たせたいなぁ。赤と緑のグラデーションなんてどう?」
「画像を 0.5 ピクセル左に移動させてください」
「ドロップシャドウを加えてください」(背景は黒です。)
「『クリアー』な背景にしてください。いや、白じゃないですよ。透明に。」
「オレンジがきつすぎるなぁ。白ベタにしてみてください。」変更後 →「なんかインパクトがないなぁ。色を足してみる?オレンジなんてどう?あ、でもあまり黄色すぎずにね。普通のオレンジで。」
「文字色を青から黄色に変えてもらえますか?青だと目が痛くなるんで。」ちなみに背景色は白です。
「ロゴの色はワインレッドで。でも Merlot ほど暗すぎず、もっと Cote du Rhone みたいな色で。」※下記図参照
その他の素晴らしい迷言
もうどう返答すればいいのかわかりません。
「ライバル社に知られたくないので、あまりうちの会社の情報を公開しないでください。え?もちろん顧客には公開しますよ?」
「『バーーーン!!』って感じにしてください!もちろん音なしで!」
「サイトに来た人がうちのソフトウェアをインストールしているかチェックして、もしインストールしてなければユーザーが欲しいかは関係なく、インストールするかどうか尋ねずに自動的にインストールさせてください。そうすればユーザーの迷惑にはならないでしょ?」
「妖精をもっと本物っぽくしてください。」
クライアントとレイアウトの変更について話しあっていた時、クライアントが油性ペンで私の MacBook のスクリーンにレイアウトを描き出したことがある。
私「残念ながら、その機能は Google マップについてないんです。」
クライアント「その機能をつけるよう、Google に交渉してみた?」
クライアント「デザインをもっと『一流に』してもらえる?」
私「『一流に』ってどんな感じですか?」
クライアント「よくわからないけど、前の Web サイトみたいに黒と金色を使ったデザインかな?」
私「あ、前の Web サイトの色はお嫌いかと思ってました。」
クライアント「嫌いだよ。でももっと『一流に』なると思うんだ」
私「『一流に』って何ですか?」
クライアント「なんか黒と金色って感じかな」
「サイトを印刷してみたんですが、GIF アニメーションが動きません。」
写真に後ろ向きで写っている人を指さして「Photoshop でこの人を正面に向かせてください。」
「この色のせいで歯が痛む。」
素敵な迷言ばかりですね!「こんなこと言われたことあるよ!」というのがありましたらぜひ@webcreatorboxまで!
参照サイト:Clients From Hell