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Apple Watch Series 4 をつけて水泳してみたのでレビュー
4年くらい前から毎日のように1300〜1500mほど、クロールメインでバタフライ、平泳ぎ、背泳ぎと4泳法混ぜて泳いでいます。このたびApple Watch Series 4を購入したので、全国のスイマー向けにレビュー書いてみます!「スイマーじゃないよ」という人も、きっと泳ぎたくなるはず…!w
Apple Watch を買おうと思ったきっかけ
Apple Watch が水泳に対応し、自動で泳法別にログが取れると聞いたときから物凄く興味はあったのです。が、その当時通っていたプールではスマートウォッチを含むアクセサリー類の着用は全面禁止だったのであきらめていました…。
ジム側が利用を禁止している理由としては、「ガラス製の画面が万が一割れて、破片がプールに広がると危険」とか、単純に「泳いでいる時に当たったら痛い」というのが多いみたいですね。素手でも当たれば痛いんですけどね。
で、私が購入しようと思った一番のきっかけは、通うジムが変わり、そこでApple Watch の使用が可能になったことでした。
事前に気になっていたこと
購入前に気になっていたのはこちら:
- 精度はどんなもん?
- 重さは気にならないか?
- バンドは蒸れない?
- 泳ぎながら音楽は聞ける?
- 本当に壊れない?
Apple Watch を使ってジョギングしてみた系レビューは多々あるのですが、水泳についての記事はあまりなかったので不安もありながら購入してみました。
実際に使ってみた
ということで使ってみましたよ。
水泳開始
Apple Watch を装着し、「ワークアウト」アプリを起動。「プールスイミング」を選択してプールの長さを選んだら「開始」。カウントダウンが始まるので、そのまま泳ぎ始めれば OK。カウントダウン画面をタップすれば 3 秒待たなくても開始されます。
※ 英語設定にしていたので画像は英語表記になっていますが、実際は日本語でも表示されますよ!
水泳中
特に Apple Watch をつつく必要はありません。気持ちよく泳ぎましょう。水中でも画面は確認できるので、今どれくらい泳いだか確認できて便利。何往復したかって途中でわからなくなりがちですが、これだと自分でカウントする必要はありません。泳ぎながら画面を確認するのは、腕を動かしてるし画面も一瞬しか見れないので結構大変ですが…一応できます。
ワークアウトが開始されると、画面は自動的にロックされます。これで誤動作を防ぐわけですね。ちょっとプールサイドで休憩したいという時は、ロックを解除しましょう。デジタルクラウンを回せば音が鳴って、スピーカー部分に入った水を排出します。
水泳後
泳ぎ終わったら前述の通り画面ロックを解除し、左側にスワイプ。Xアイコンをタップしてワークアウトを終了します。
こんな感じで距離や消費カロリー、心拍数などが確認できます。
iPhone の「アクティビティ」アプリににも反映されています。平均タイムや休憩した時間も細かく書かれていますね。15 秒以上プールサイドに止まっていたら「休息」と判定されるのかな?
また、連続して 50m は同じ泳法で泳がないとうまく泳法の判定がされないようで、25m ずつ別の泳法で泳いだ場合は「混合」と表示されることが多いです。100m 個人メドレーの記録がきちんと残せないのが少し残念。2 コメ、4 コメなら 50m、100m 単位での各泳法のタイムが残せます。
事前に気になっていたことへのセルフアンサー
精度はどんなもん?
4 泳法の判定は「50m 続けて泳ぐ」という条件つきですが、ちゃんと判別されていました。距離の誤差はゼロ。タイムは競技レベルの細かい計測は難しいかと思いますが、日々のワークアウトレベルなら問題なさそうです。
重さは気にならないか?
最初はやっぱり気になりました。片腕だけズシンとくるな…と。ただ、泳ぎ始めると浮力もあってかさほど気にならず、2 回目泳いだときにはもう慣れました。
ロッカーの鍵を手首や腕につけている人は、Apple Watch とは別の腕につけるといいでしょう。同じ腕だと結構邪魔になりそう。ちなみに私はロッカーの鍵は水着の肩紐部分につけています。肩紐にはキャップをはさんだりできて、女子は便利。
バンドは蒸れない?
私は Apple Watch 初期付属のピンクサンドスポーツバンドをつけて泳いでいます。水泳中は気になりませんが、水泳後は Apple Watch を一旦はずしてしっかり拭かないと蒸れます。穴の空いている Nike スポーツバンドなら多少改善できそう。購入検討中。
泳ぎながら音楽は聞ける?
Apple Watch を使えば、防水のワイヤレスイヤホンで音楽を聞きながら泳げるのでは!?と思ったりもしましたが、よく考えると Bluetooth は水中では途切れちゃうのでこれは無理でした。残念。
本当に壊れない?
防水なので普通にプールで泳ぐ分は問題なさそうです。ただ、Web サイトの注意事項にもあるようにダイビングなどの潜水はできません。また、海水につけた時はしっかり水で洗わないといけないので、ここは注意が必要ですね。
プールで泳ぐ時は、背泳ぎやバタフライなど、腕を広げる系の泳法ではコースロープに当たらないよう気にしたほうがよさそうです。そういえば昔バタフライでコースロープにあたって爪が剥げたことがありました。痛みで泣きました…。
水泳時の注意点
Apple Watch をつけて泳ぐ時は、この辺を事前に覚えておきましょう:
プールで使えるか
そもそも、ですね。いつも通っているジムやプールがスマートウォッチ着用禁止だと購入しても使えません…。購入前に確認した方がいいです。専用のシリコンカバーをつければ OK というジムもあるようなので、規則がある場合は従いましょう。
キックは記録できない
泳法などは腕の動きで判定されているので、腕を動かさないキック(バタ足)のみだとログに残りません。ブイを使ったプルは記録されますが、「プル」としてではなく「通常スイム」としてのログが残ります。
途中で止まると計測されない
自分の前に泳いでいる人のペースが遅かったりして、こちらも止まったり、泳法を変えたりすると計測できなくなります。やむを得ず止まらないといけない場合は、そのラップはカウントせず、仕切り直すといいですね。
50m は同じ泳法で泳ぐ
「混合」として記録されないよう、できるだけ 50m は同じ泳法で泳ぎましょう。50m 続けて泳げば、コースの半分までドルフィンやバサロで泳いでもきちんと計測されました。
まとめ
マスターズなど、大会に出るための競泳をしているなら正確なタイムを計るのは難しいかもしれませんが、日々のワークアウトとしての水泳なら、Apple Watch は本当に便利!特に時間や距離をワークアウト中に確認できるところや、後からログを見てレビューできるところはお気に入りです。
これまで水泳はしてこなかったという人も、しばらく泳いでないなーという人も、これを機に Apple Watch をつけて泳いでみませんか?Enjoy Swimming with Apple Watch!