Adobe Portfolioで簡単にポートフォリオサイトを作成
これまでもポートフォリオサイトの大切さを伝えてきましたが、ポートフォリオサイトが必要なのはWebの知識がある人だけではありません。そこで今回は簡単にポートフォリオサイトを作れる、Adobeクリエイティブクラウドに含まれているAdobe Portfolioを紹介します。コーディングの知識の無い方、特に画像を見せたいフォトグラファー、イラストレーター、画家さんなどにオススメです!
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Adobe Portfolioのここが素敵!
Adobe PortfolioはWebブラウザー上でWebサイトが作れるツールです。一番の素敵ポイントは、やはりクリックしていくだけでコンテンツを追加できる点ですね!ちなみにTypekitでモリサワ書体が利用可能になりました!日本語に対応したWebフォントサービスは少ないので、こちらも必見です。
実際に作ってみよう
Adobe Portfolioはまだベータ版のようで、開始するにはAdobe IDでログインし、ホームの「Request early access」ボタンからリクエストする必要があります。するとすぐに上記のようなメールがきて、作成スタートできます。
1. レイアウトを選ぶ
現在用意されているのは5つのレイアウト。その中で自分の好みのものを選びましょう。実際にどのように表示されるのか、デモサイトも用意されているのでチェックしてみてください。私は「Mercedes」というテーマを選んでみました。
2. コンテンツの編集
各要素にカーソルを合わせると、点線のボックスと鉛筆アイコンが現れます。アイコンをクリックするとパネルが表示されるので、そこからコンテンツの編集が可能です。パネルはドラッグして配置を変えられるので、実際にどのように変化するかを見ながら編集できますよ。保存はページ下の「Save Draft」をクリック。
ナビゲーション
ナビゲーションメニューの設定は、ナビゲーションボックスから。ドラッグ&ドロップで順序を変更をしたり、ページの追加が可能です。
「Social Profiles」でSNSリンクのアイコンを追加したり。
ボックスのマージンを調整したり。
プロジェクトの追加
メインコンテンツとなる、自身の作品を追加していきましょう!ホームに表示されている「Add Project」ボックスをクリックすると、プロジェクト名を入力できます。
あとはこのパネルから追加したい画像ファイル、テキスト、動画等の埋め込みコード等を追加していきます。
コンテンツの順序を入れ替える時は、鉛筆アイコンをクリックして「Reorder」パネルを開きます。
ページ内の文章は、テキストをドラッグすると文字装飾パネルが表示されるので、そこから変更可能。
個別プロジェクトページが完成したらページ下の「Continue」をクリック。ホームに表示するサムネイル画像を選び、ドラッグして表示領域を選択します。
後は個別プロジェクトページのタイトルや日付、ジャンルを選べば完成!
ページの追加
自己紹介ページ等、ポートフォリオ以外のページを追加するには、ページ左側のプラスアイコンをクリックします。ポートフォリオページと同様、メディアやテキストを追加してコンテンツを作っていきます。
ページの順序は左メニューの「Manage content」でドラッグ&ドロップしましょう。
サイト設定
設定アイコンでは、サイトのタイトルやドメイン、Analyticsコードの追加、ファビコン等が設定できます。ドメインは「(任意の文字).myportfolio.com」。今ならドメイン名も空きがあるみたいで、早い者勝ちなので使いたいものをゲットしちゃいましょう!私はmana.myportfolio.comがゲットできちゃいました :D カスタムドメインにも対応しているようです。
完成!
こんなかんじのポートフォリオサイトが出来上がりました!
モバイルデバイスで見るとこんな感じ。
料金
Adobe Creative Cloudに付属されているサービスなので、すでにクリエイティブクラウド会員なら無料で始められます。これから使ってみようという方は、PhotoshopやIllustrator等、各種Adobeツールがすべて使えちゃうAdobe Creative Cloudに申し込む必要があります。月額4,980円。
PhotoshopやLightroom等、画像編集ツールが揃ったAdobe Creative Cloudフォトグラフィプランなら、月額980円です。
これまでも手軽にWebサイトを制作できるツールは多々ありましたが、Adobe Portfolioはポートフォリオサイト制作にフォーカスしている点が他とは違うかなと思います。用意されているレイアウトは多くはありませんが、その分シンプルで、作品に注目されるようなレイアウトになっています。今後日本語にも対応してくれるでしょう(多分)。
「今すぐポートフォリオサイトを作らなきゃ!」というクリエイターの強い味方ですね。