Webデザイナーさんにおすすめの無料で読める電子書籍いろいろ
私は普段紙の本をほとんど読みません。年に1冊読むか読まないか…。しかし、iPadを購入してからはなぜか電子書籍なら読むようになりました。ディスプレイで読む事の方が慣れているからですかね…?という事で私が最近読んだ無料の電子書籍をいくつか紹介します。日本語のものは比較的サクサク読めるものばかりなので、空いた時間に読んでみてください!
↑私が10年以上利用している会計ソフト!
インタラクティブPDFでつくったインタラクティブPDFのつくりかた〜動画/音声再生・ページ効果編〜
InDesignで動画や音声付きのPDFファイルの作り方を説明してます。サンプルもついています。紙の本では表現できない、電子書籍の魅力はこういった点にあると思うので、これから電子書籍の出版を考えている人には参考になると思います。
地域でメディアづくりをはじめよう
1年間、ある地域のアートプロジェクトにデザインコーディネーターとして参加し、市民の方や、学生と一緒に、ウェブサイトをはじめ、メディアづくりを行ってきた筆者の体験談をまとめた本。いろんな人と協力して作り上げていく様子が説明されています。かわいらしいイラストも魅力。
WordPressで簡単ホームページ管理
WordPressを使って記事やページの投稿の仕方を説明しています。カスタマイズではなく、「使い方」を中心に説明しているので、制作者よりクライアントに読んで欲しい本です。バージョンが少し前のものなのですが、まだまだ使えると思います。WordPressでサイトを作ったらこの本も一緒にクライアントに紹介してみるといいでしょう。
デザインレイアウトノウハウブック
優先順位の付け方、グループ分け、余白の使い方などをサクッと紹介しています。再確認の意味もこめて、時々読み返してみるといいかも。
エリトア2011 3rd 冬 – フリーペーパー・エリトア
「エリトア」は、アーティストが集まり自分達の作品や活動をより多くの人に知ってもらおうという目的で始まったフリーペーパー。イベントや展示の告知を始め、作品制作の現場などが紹介されています。普段アートに触れる機会がない人でも楽しめるような内容です。こちらからバックナンバーをダウンロードすることもできます。
Don’t Make Me Think
日本では「ウェブユーザビリティの法則」というタイトルで翻訳されているようです。海外では「ユーザビリティといえばこの本!」というくらい人気の一冊。私が今まで海外で立ち寄ったWebの学校や制作会社には、100%の確率でこの本が置いてあるほど。出版されて10年以上たっているようですが、その人気は衰えません。一部の章をPDFでダウンロードできます。もう一度じっくり読み直したいですね。
Getting Real
Basecampで有名な37signalsが発行したビジネス本。いかにシンプルに、いかに素早く仕事をすすめるかについて熱く語られています。PDFは有料ですが無料でPDFが配布されるようになりました!ブラウザーで読めるHTML版も無料で読めます。これもとても人気な本で、シドニーで働いていた会社の同僚は週末にこの本を一気に読み、月曜の朝突然「みんな聞いてくれ、俺は先週までの俺とは違う。フツフツと!ヤル気が!みなぎってるんだ!!」と人格まで変わっていました。オリジナル英語版も比較的簡単な英語で書かれているのでサクサク読み進められます(多分)。
Type Classification eBook
タイプフェイスについての本です。セリフ・サンセリフ・モダン・ゴシック・手描き風など、フォントの種類や表示例を紹介しています。紙面全体のデザインもかっこよく、英語の本ですが見て楽しめると思います。
How To Be Creative
英語の本です。クリエイティブに生きるとはなんだろう?インスピレーションって探して見つかるものなのか?などを26の項目に分けて完結に説明しています。各項目の見出しや時折出てくる力強い言葉がやる気を出してくれます。クリエイターじゃなくても読むと前向きになれそう。
先日発表された「iTunes U」を含め、今後日本語コンテンツが増えていくことに期待!